学会案内


部会紹介


本学会の研究分野は幅広い研究領域に渡っております。したがいまして各分野の専門性を深めるために部会(分科会)を開設して研究活動を行っております。 部会は本学会員で構成されており加入は任意自由です。また各分野に関心がある本学会員以外の研究者も各部会の活動参加可能です。
加入ご希望者は事務局にメールでお問い合わせください。



■情報活用研究部会
日々進歩する情報技術(IT)に蓄積された膨大なビッグデータを社会に如何に活用していくか調査・研究を進めております。そこで、情報活用を実践し研究する意味合いも兼ねて九州地方をベースに発表会・勉強会を開催してきました。
古来より諸外国に門戸をひらかれていた九州地方の文化・歴史を知るとともに本学会の地方での研究・発表の「場」(機会)を充実させることにもなり、本学会の充実にも繋がっております。現在は年に1~2回九州をメインに活動しております。

■文化情報研究部会
文化情報研究部会では、国内外の文化はもちろん、文学、言語、歴史、宗教、教育、心理、音楽、美術、工芸、服飾、食物、建築など実に幅広い分野に通じており、それを意識しながら各自の研究を国際的な視野を持って深める研究会です。

■愛知(PH)研究部会
愛知(PH)研究部会は、2012年に日本国際情報学会の分科会として発足しました。愛知(PH)という名称は、古代ギリシア語の哲学「Philosophia」、つまり「知恵を愛する」ことに由来します。それゆえ「知恵を愛する」者であれば、どのような分野であっても問われることはありません。「知恵を愛する」研究者が集まり、個々がテーマとする現代の問題を自分自身の問題として引き受け、研究者全員で一緒にその問題を根源から考え、研究者相互において <知恵の交流> を図ることを目的としています。勉強会は年1回6月に行っています。皆様の御参加を御待ちしています。

■中国事情研究部会
中国事情研究部会は、2014年に発足しました。日本と中国は長い交流の歴史を有しており、日本文化は中国文化から多くの影響を受けてきました。しかしながら、近年、日本と中国の心理的な距離はかならずしも近いとは言えないような状況にあります。食わず嫌いではないか、というような一面も散見されます。これは誠に残念なことであります。本研究会が中国研究会ではなく中国「事情」研究会としたのは、中国に関する専門的な知見を深めるだけでなく、相互研鑽の領域をできるだけ幅広く取り入れた研究会にしたいということからです。中国に関心を持つ会員にご参加いただき、中国に関する動向などを幅広く取り上げていきたいと念願しています。中国に関心をお持ちいただいている方を歓迎いたします。

■安全保障研究部会
近年、我が国とり巻く安全保障環境は、益々不安定かつ不確実な情勢になってきております。特に北朝鮮は、米朝首脳会談に臨みつつも、具体的な行動は起こさず、朝鮮半島情勢の不安定性は引き続き継続しております。また、中国は、急速な軍事力の増強を背景として、我が国周辺において一方的な活動を行うなど、地域や国際社会での安全保障上の強い懸念事項となっております。さらに、ロシアも我が国周辺で活発な活動を続けているほか、サイバー・電磁波空間、宇宙空間といった新たな領域における課題の顕在化や大規模災害対処など、グローバルな安全保障上の問題も広範かつ多様化しております。このような多様な安全保障上の課題を多角的な見地から研究することを目的としております。 なお、年1回、安全保障に関する著名な専門家・研究者をお招きし、「安全保障シンポジウム」を実施しております。

■ファミリービジネス研究部会
中小企業から大企業に至るまで、日本においてファミリービジネスは数多く、また、世界的にも著名な企業にファミリービジネスが多数存在する。さらに、長寿企業にファミリービジネスが多いことも知られている。欧米のファミリービジネス研究は、業績優位性、事業承継、ガバナンスの研究を中心に、ここ20~30年の間で発展し、近年研究領域も広がりを見せつつある一方、日本におけるファミリービジネス研究はまだ日が浅い。
ファミリービジネス研究部会では、内外のファミリービジネス研究を踏まえつつ、ファミリービジネスの経営者や研究者を招いての研究活動を行っている。年間4回の研究部会を開催しているが、部会のメンバーには、経営者、コンサルタント、大学教授も多く、より実践的な議論を展開している。


■国際開発研究部会
戦後70数年経った今もなお開発問題が世界の国々の最大政策課題となっております。グローバリゼーションが進み,経済交流が深まり相互依存が一層強まる中でグローバリズムの波が国家の壁を越え,世界の隅々にまで浸透し地域間協力が進んでいます。その一方で,貧困問題や地球温暖化,地球的規模の環境破壊が進行しつつあります。開発課題は今や経済開発にとどまらず,社会開発の諸問題へと広がっています。本研究部会は国際開発課題を経済開発と社会開発の両面から捉えて,ミレニアム開発目標(MDGs)や持続可能な開発目標(SDGs)を含む国際開発枠組み及び人間の安全保障・人権・社会開発のような開発理念をアプローチし,そして貿易と開発,技術移転・技術開発の促進,産業集積と地域経済発展,貿易障壁の削減の諸課題を経済学的な視点から理論・実証・政策の側面から研究することを目的としております。

超領域社会工学研究部会
社会工学の研究目的は社会システムをデザインすることにあります。 社会は善と悪、条理と不条理が混在し、過去と未来を内包しつつ変動する複合体であり、このような社会を理解するためには人文社会科学の知識と自然科学の知識の応用が不可欠であります。そこで、当研究会では歴史学、社会学、文化人類学、心理学の人文社会学系と看護学、地球科学、生物学など自然科学系の研究者がそれぞれの専門とする知識と技術の統合をはかり、更なる学問の発展に寄与すべく研究活動を行っております。

■ IT・AI・情報学研究部会
近年、情報技術(Information Technology=IT)、人工知能(Artificial Intelligence=AI)などの急速な発展により、経済活動や社会生活はもとより、安全保障環境全般をも根底から覆すような社会情勢になってきております。そこで、本部会を設立することにより、ITやAI、情報セキュリティなど情報学やインテリジェンスに関連する分野を、技術の側面のみならず、施策、戦略、国際枠組み等に至るまで多角的に研究することを目的としております。

■ グローバル・ビジネス&セキュリティ部会(略称:GBS部会)
国際社会におけるビジネス活動と、その安定の前提となる軍事・治安・防災等の活動に関する部会員相互の学術的・専門的・実務的知見を交換することをもって国際的ビジネスと危機管理・対処方策に関する相互融合的な研究を推進します。部会員が学会内外へ公表を意図する論文・記事・講話等に対する他部会員による指摘を通じて、部会員による研究成果の質的向上を相互支援します。

■ ELPD部会
ELPD(教育Education,・言語Linguistics,・心理Psychology,・発達Development)
学問の領域は、そのほとんどが単体で成立しません。心理学 言語学 教育学 生物生理・障害学など、あらゆる研究領域は 複数の領域
を対照とする、境界領域の研究でもあります。言語学を中心として、心理学を中心として、また、行動、経済、哲学、多文化、医学、社会その他全ての学問領域はそれと隣接する他の領域と関わっています。
それぞれの研究者が、互いに共同しながら 物事の本質に近づいて行く事を目的とします。

(設立順)